学生ローンを返還したはずの632人を延滞者扱いのままに

学生ローン、完済が延滞に!?

独立行政法人日本学生支援機構が2015年9月、返還したはずの632人を延滞者扱いのままとしたことが発表されました。
この632人は、延滞経験者ではあったものの返済をしたことが確認されています。

 

延滞者扱いのままにしたことによって、632人のうち26人がローン契約やクレジットカード契約ができなかったという可能性が出てきました。
もちろん審査の内容は公表されていないため、延滞者扱いのままだったことが原因であると明確にされているものではなくあくまでも可能性でしかありません。

 

委託先のプログラムの誤り

なぜ、独立行政法人ともあろう日本学性支援機構がそのような間違いを犯してしまったのでしょうか?
実はここにあるのは「委託先のシステム会社によるプログラムミス」です。

 

日本学生支援機構だけではなく、多くの企業や業者が委託先を持っています。
自社だけで全てを完結することは困難であり、以前に大きな問題にもなったベネッセの顧客情報流出もまた、委託先によるトラブルが引き金になっていたことが記憶にあるでしょう。
委託先まで徹底管理されているわけではない、その事実が浮き彫りになった事件でもありました。

 

現在は日本学生支援機構では誤登録を謝罪し修正しています。

 

多くの学生にとって、さらには奨学金を受けて卒業した社会人にとって、完済したという事実は間違ってはならないものです。
私たちの情報が管理されるのであればそれは間違いのない情報でなければならず、また対応策として私たち自身も個人信用情報機関に登録されている個人の債務情報について開示請求する方法など覚えておかなければならないのでしょう。